イベント等

新千歳空港で春鮭鱒大試食会

観光客ら旬の味覚に舌鼓!
 
1 道漁連と道東の関係漁協で組織する道春鮭鱒普及協議会主催の「春鮭鱒 時鮭&紅鮭&鱒 大試食会」が7月26、27日の週末2日間、新千歳空港センタープラザで盛大に開催された。道内外から多数の観光客や買い物客が詰め掛け、旬の春鮭鱒に舌鼓を打った。

 本イベントは、春から初夏にかけて最盛期を迎える道東産春鮭鱒の美味しさをより多くの人に知ってもらおうと企画されているもので、昨年末のギフトシーズンに続いて今回が2度目の開催となった。天然のトキシラズ、ベニ、マスの塩焼きとご飯をそれぞれ各日1000食分を用意し、訪れた人に無料で食べ比べてもらい、北海道特産の旬の味覚をアピールしようというもの。昼時ということもあって、特設ブースには開場となった午前11時すぐに長蛇の列ができる人気に。来場者には簡単なアンケートに答えてもらい、道産サケに関する消費動向調査も行われた。
 (「週刊サケ・マス通信」8月1日配信号に掲載)

道総研水産研究本部の成果発表会
8月8日札幌市の第二水産ビルで

「稚魚減耗要因」と「沿岸高水温」サケ関連2講演

1 北海道立総合研究機構水産研究本部が主催する「平成26年度水産研究本部成果発表会」が8月8日(金)午前10時から札幌市中央区の第二水産ビル8階会議室で開催される。道内各水産試験場が行う水産分野の最新研究成果を発表し広く活用してもらうもの。魚種別のホタテガイ(午前10時20分~)、シジミ・ワカサギ(同10時50分~)、マナマコ(午後1時~)、マツカワ(同1時30分~)、サケ(同2時~)、一般発表(同2時40分~)の各セッションが用意されているほか、ポスターでも講演者が説明を行う。

 サケ関連では「サケセッション」として「サケの回帰量は沿岸域で決まってしまう?-河川から沿岸域におけるサケ稚魚の減耗要因」(さけ・ます内水試・春日井潔主査)と「来遊時期の沿岸域の高水温はサケ親魚へどう影響する?-来遊時期、漁獲場所、増殖事業への高水温の影響」(同水試・藤原真主査)の2つの講演が行われる。
 出席は無料だが、事前の申し込みが必要。詳しくは水産研究本部ホームページに。
 http://www.hro.or.jp/list/fisheries.html

 

来月5、6日の2日間 札幌でトキシラズ祭り

ねむろ水産普及協「まるごと根室」が販促イベント

 ねむろ水産物普及推進協議会「まるごと根室」(長谷川俊輔会長)は、来月5、6日の2日間、札幌市中央区の道庁赤れんが庁舎前で「ねむろ産直ときしらず祭り」を開催する。両日ともに午前10時からの開催で、その場での炭火焼の提供などで旬を迎えた道東産トキサケの美味しさを札幌市民や観光客に向けて大々的にPRする。

 同協議会ではこれまで、もう1つの主力産品となるサンマをメインにPR活動を実施し好評を得てきた。今年からは夏~秋のサンマに加えて春のトキシラズについてもPR活動を展開して、その美味しさを知ってもらおうと初めて企画したもの。

 当日は、うまみを凝縮した炭火焼トキシラズ2000食の限定販売や塩焼きに限らずバター焼き、チャンチャン焼きでも美味しくいただける切身販売をはじめ、その他根室特産品の販売を行うほか、観光パンフを配布して旬の根室をアピールする。

3月6日「地球温暖化」テーマに札幌でフォーラム

道総研が「分野横断型」の戦略研究の成果を広く紹介

 地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)が主催する第1回道総研オープンフォーラム「地球温暖化が及ぼす農林水産業への影響」が3月6日(木)午前10時から、札幌市中央区のかでる2・7で開催される。地球温暖化が進む中、道内農林水産業への影響や対応方策について「分野横断型」研究の成果を紹介し、多くの視点から語り合うことなどを目的に今回初めて開催されるもの。

 道総研理事長の丹保憲仁氏が「今後50年の北海道における環境と産業」と題して基調講演を行うほか、水産業関連では網走水試の城幹昌研究主任が「水産研究本部による海洋環境モニタリングデータの資源解析・漁業生産支援への活用」と題して成果発表を行う。各分野からの発表の後には「北海道に求められる温暖化に対応した技術開発とは」と題したパネルディスカッションが予定されている。また、同時にポスターセッションや成果展示で関連した戦略研究の成果を広く紹介する。

 定員は500人。参加は無料だが事前の申込みが必要。問い合わせ・申込みは北海道立総合研究機構広報チームまで。電話011-747-2790 Eメール hq-entry@hro.or.jp

冬ギフト向けにPR 各日1000食を用意

11/30、12/1の両日 新千歳空港で春鮭鱒を無料試食

=道漁連と道春鮭鱒普及協=

 道漁連と道春鮭鱒普及協議会は今週末の11月30日と12月1日の2日間、新千歳空港国際線ターミナルビル2階のセンタープラザ・イベントスペースで「北海道の春鮭鱒大試食会」を開催する。年末の冬ギフト商戦本番を迎えたこの時期、その美味しさを広くアピールすることで、贈答用として使ってもらおうとのねらい。焼いた塩トキ、ベニとご飯を両日各1000食を用意し無料配布する。

 春先から道東エリアを中心に流網などで水揚げされる天然のトキやベニ、マスなど「春鮭鱒」。道民に長らく親しまれている春を代表する道産食材の1つでギフト向けの定番商材ながら、特に昨年は氾濫する輸入鮭鱒類に押されて浜値が過去最安値に下落するなど価格の維持や安定的な流通が課題となっている。このため道漁連と関係漁協は普及協議会を設立、昨年来積極的なPR活動を行ってきた。

 年末商戦本番のこの時期、道内外の多くの人が利用する新千歳空港でイベントを行うことで販促効果を高め、より多くの人にPRし知名度向上と普及を図る。両日ともに午前11時のスタートで、それぞれ塩トキ、ベニとともにご飯を1000食分を用意して無料で提供。なくなり次第終了する。

札幌で12/21公開シンポ「サケの資源変動」
日本水産学会道支部が主催

 平成25年度日本水産学会北海道支部大会の実施に併せて12月21日午後1時から、札幌市中央区の「かでる2.7」大会議室で公開シンポジウム「サケの資源変動」が開催される。東北を含めた太平洋側を中心に資源の減少傾向が問題視され、広域的な連携研究による原因究明、有効な対策が求められている秋サケの資源変動について、多角的に要因を探るとともに資源の安定維持に向けた研究開発、増殖技術など方策の方向性を論議する。参加無料。


 シンポジウムは全4部構成となっており、各セッションと発表内容、スケジュールは次の通り。

 【1】サケ資源の現状=座長:上田宏(北大)
・13:10~13:35「北太平洋におけるサケ資源の現状」浦和茂彦(水研セ北水研)
・13:35~14:00「北海道におけるサケ資源の現状」宮腰靖之(道さけます内水試)

 【2】サケの資源変動要因=座長:永田光博(道さけます内水試)
・14:00~14:25「北太平洋における海洋環境とサケ資源の関係」帰山雅秀(北大)
・14:25~14:50「オホーツク海沿岸におけるサケ幼稚魚の生残条件」春日井潔(道さけます内水試)
・14:50~15:15「太平洋沿岸におけるサケ幼稚魚の生残条件」斎藤寿彦(水研セ北水研)
・15:15~15:40「海況モデルで推定されたサケ幼稚魚の回遊経路」東屋知範(水研セ北水研)
・15:40~16:00(休憩)

 【3】増殖技術と資源管理方策=座長:永沢亨(水研セ北水研)
・16:00~16:25「民間ふ化事業の現状と課題」上田勉(道増協)
・16:25~16:50「健康なサケ稚魚の飼育放流技術」水野伸也(道さけます内水試)
・16:50~17:15「サケの遺伝的資源管理」佐藤俊平(水研セ北水研)
・17:15~17:40「サケ資源の回復と安定対策」幡宮輝雄(北海道水産林務部)

 【4】総合討論:今後の研究開発、増殖技術および資源管理方策の方向性

 参加無料だが、希望者は事前に必要項目(氏名、所属、住所、電話・FAX、Eメールアドレスなど)を記載してEメール(推奨)か郵送、FAXで11月15日(金)までに下記まで申し込みを。

 【申込先】
 〒062-0922 札幌市豊平区中の島2条2丁目
 独立行政法人 水産総合研究センター北海道区水産研究所 さけます資源部・平成25年度日本水産学会北海道支部大会事務担当 浦和茂彦
 TEL: (011) 822-2349 FAX: (011) 814-7797 E-mail: urawa (a) affrc.go.jp

札幌で11月9日 サケ資源と流通をテーマにシンポ

北日本漁業経済学会第42回大会

各セッション・基調講演、総合討論で課題を掘り下げる

 北日本漁業経済学会は、第42回大会(北海道・札幌大会)に合わせて行う今年度のシンポジウムについて「サケをめぐる資源・漁業・流通の諸問題」をテーマに札幌市の北海学園大学(豊平キャンパス)を会場に11月9日午前10時30分から開催する。東京水産振興会との共催。
 学会は11月8~10日の日程で、理事会および総会を行う。サケを題材とした2日目のシンポジウムは、中央水研の清水幾太郎氏と北大の宮澤晴彦氏、同会会長で茨城大学地域総合研究所客員研究員の二平章氏の3氏がコーディネーターおよび各セッションの座長を務める。
 セッション1は「サケ資源の変化をどう見るか」をテーマに、北大教授・帰山雅秀氏が「気候変動とサケ資源」と題して基調講演を行うほか、①「北海道における秋サケ資源の動向」(道さけます・内水試)②「岩手県放流サケ資源と震災の影響」(岩手県水産技術センター)③種苗放流をめぐる課題「宮城県内水試)―の3つの課題・問題点に関する個別報告が行われる。
 セッション2では、テーマを「サケ漁業と流通をどう展望するか」とし、鹿児島大学教授の佐野雅明氏が「日本をとりまくサケビジネスの動向」と題して基調講演。個別報告としては①「秋サケの流通・消費と価格動向」(北海道漁連)②「定置漁業権の切替とサケ定置の経営課題」(道水産林務部漁業管理課)③「サケ定置漁業と漁業収入安定化対策事業」(道漁業共済組合)―が個別報告される。
 各セッション終了後には、道内の重要主幹漁業となる秋サケの資源と流通、2つの視点にスポットを当てた総合討論を行い、課題などを掘り下げる。

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