札幌で11月9日 サケ資源と流通をテーマにシンポ | 週刊サケ・マス通信

札幌で11月9日 サケ資源と流通をテーマにシンポ

札幌で11月9日 サケ資源と流通をテーマにシンポ

北日本漁業経済学会第42回大会

各セッション・基調講演、総合討論で課題を掘り下げる

 北日本漁業経済学会は、第42回大会(北海道・札幌大会)に合わせて行う今年度のシンポジウムについて「サケをめぐる資源・漁業・流通の諸問題」をテーマに札幌市の北海学園大学(豊平キャンパス)を会場に11月9日午前10時30分から開催する。東京水産振興会との共催。
 学会は11月8~10日の日程で、理事会および総会を行う。サケを題材とした2日目のシンポジウムは、中央水研の清水幾太郎氏と北大の宮澤晴彦氏、同会会長で茨城大学地域総合研究所客員研究員の二平章氏の3氏がコーディネーターおよび各セッションの座長を務める。
 セッション1は「サケ資源の変化をどう見るか」をテーマに、北大教授・帰山雅秀氏が「気候変動とサケ資源」と題して基調講演を行うほか、①「北海道における秋サケ資源の動向」(道さけます・内水試)②「岩手県放流サケ資源と震災の影響」(岩手県水産技術センター)③種苗放流をめぐる課題「宮城県内水試)―の3つの課題・問題点に関する個別報告が行われる。
 セッション2では、テーマを「サケ漁業と流通をどう展望するか」とし、鹿児島大学教授の佐野雅明氏が「日本をとりまくサケビジネスの動向」と題して基調講演。個別報告としては①「秋サケの流通・消費と価格動向」(北海道漁連)②「定置漁業権の切替とサケ定置の経営課題」(道水産林務部漁業管理課)③「サケ定置漁業と漁業収入安定化対策事業」(道漁業共済組合)―が個別報告される。
 各セッション終了後には、道内の重要主幹漁業となる秋サケの資源と流通、2つの視点にスポットを当てた総合討論を行い、課題などを掘り下げる。

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