昨年の農林水産物輸出 2割増7,452億円
=「目標1兆円」農水省の輸出戦略=
<2016.2.12日配信号>
3年連続で過去最多を更新 目標を1年前倒しで達成
農水省はこのほど、2015(平成27)年の農林水産物・食品の輸出額を発表した。総輸出金額は7,452億円に達し昨年実績6,117億円に対して21.8%増と大きく上回り、過去最多を記録。これで3年連続で過去最高を更新するなど好調を維持している。
平成25年8月に策定した「農林水産物・食品の輸出戦略」における本年までの中間目標7,000億円を1年前倒して達成した形で、2020年に定めた「輸出目標1兆円」についても前倒ししての達成を目指す。水産物では原料および食品ベース含めてホタテが大きな伸長をみせた一方、サケ・マス類は重点品目で唯一、大幅なダウンを余儀なくされており=前号で詳細=、今後は環境の改善が課題となりそうだ。
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