冬ギフト向けにPR 各日1000食を用意
11/30、12/1の両日 新千歳空港で春鮭鱒を無料試食
=道漁連と道春鮭鱒普及協=
道漁連と道春鮭鱒普及協議会は今週末の11月30日と12月1日の2日間、新千歳空港国際線ターミナルビル2階のセンタープラザ・イベントスペースで「北海道の春鮭鱒大試食会」を開催する。年末の冬ギフト商戦本番を迎えたこの時期、その美味しさを広くアピールすることで、贈答用として使ってもらおうとのねらい。焼いた塩トキ、ベニとご飯を両日各1000食を用意し無料配布する。
春先から道東エリアを中心に流網などで水揚げされる天然のトキやベニ、マスなど「春鮭鱒」。道民に長らく親しまれている春を代表する道産食材の1つでギフト向けの定番商材ながら、特に昨年は氾濫する輸入鮭鱒類に押されて浜値が過去最安値に下落するなど価格の維持や安定的な流通が課題となっている。このため道漁連と関係漁協は普及協議会を設立、昨年来積極的なPR活動を行ってきた。
年末商戦本番のこの時期、道内外の多くの人が利用する新千歳空港でイベントを行うことで販促効果を高め、より多くの人にPRし知名度向上と普及を図る。両日ともに午前11時のスタートで、それぞれ塩トキ、ベニとともにご飯を1000食分を用意して無料で提供。なくなり次第終了する。