イベント等

道定置漁業協会 今年も盛大に「秋さけ祭」

10月5日札幌駅前広場で
好評いくら丼無償提供も

001 北海道定置漁業協会(阿部滋会長)は、秋サケの魅力や食材としての素晴らしさを札幌市民や観光客に広く知ってもらう目的で、今年も盛漁期の10月5日午前10時からJR札幌駅南口広場で「秋さけ祭」を盛大に開催する。

 生産者らが地元で獲れた自慢の秋サケ製品各種、その他旬の水産物を特売価格で試食販売するもので、今回で3回目の開催。大好評のミニイクラ丼(午前11時~)、秋サケ鍋(正午~)をそれぞれ500食限定で無償提供するほか、午後1時からはクイズで景品が当たるステージイベントも盛りだくさん。簡単なアンケートで先着400人にカットトバのプレゼントも。

 【出店産地漁協・団体】宗谷管内枝幸漁協、北見管内雄武漁協、根室管内8漁協、釧路管内釧路さけ定置漁業協会、十勝管内大樹、広尾、大津漁協、日高管内日高定置漁業者組合、桧山管内ひやま漁協

北洋銀行が札幌市で「ものづくりテクノフェア2013」

総勢200の企業・団体らが出展

 

水産関連ではタイヨー製作所やニッコーらが展示商談

   北洋銀行が主催する大規模商談会「ものづくりテクノフェア2013」が札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで24日開催された。北海道が発信する製造開発業のビジネスチャンスや販路の拡大、企業間連携の強化などを支援する目的で毎年開催されているもので、今年は過去最多の総勢約200の企業や団体、学術研究機関が参加し、自慢の技術力と自信の自社製品をアピール。来場者も4000人を数え、各ブースでは熱心な商談が繰り広げられた。 タイヨー製作所

  水産業関連からはサケやイカ、ホタテなどの加工プラント機器の老舗・株式会社タイヨー製作所(本社・北斗市)や水産加工機械、製氷システムの企画・開発大手の株式会社ニッコー(本社・釧路市)などが出展。ブースに最新鋭の自社機種モデルを配置し、多くの来場者らの関心を集めた。

 タイヨー製作所は、長年の水産加工機種の製造開発で培った高い技術力を活かして開発した「アクアガスオーブン・アクアクッカー」=写真右=を中心に自社製品を紹介。本機は加熱水蒸気と微細水滴を混在させる技術を応用することで、旬の生野菜を素材のおいしさそのままに殺菌・高次加工し長期間消費者に提供できる機種となっており、がんセンターなど病院や中食・外食向けに普及を進めたい意向。

 営業部の宮島伸也さんは「病気などで生野菜を直接食べられない人でも本機で加工すれば旬のおいしさそのままで食べていただける。弊社はどうしても鮮魚加工機種のメーカーというイメージがあるが、こうした新機軸も打ち出していきます」と意気込み。ブースには多くの関係者が集まり、関心の高さをうかがわせていた。

ニッコー また、ニッコーは、ロールケーキやカステラなどの製菓類だけでなくチーズやソーセージ、かつサンドといった、これまでカットするのが困難だった加工品類までもを潰さずにカットできる「超音波カッター」を紹介=写真左=。超音波振動の技術を応用したもので、自動洗浄装置を搭載した優れもの。経営企画部の平間和夫部長が説明に当たり、多くの企業担当者らが訪れていた。
 (週刊サケ・マス通信2013年7月26日号に掲載)

道総研水産本部の「成果発表会」来月7日札幌で開催

海中飼育の効果検証などサケ・マス関連4件発表

 地方独立行政法人北海道総合研究機構水産研究本部が主催する平成25年度成果発表会が8月7日(水)午前10時から、札幌市の第2水産ビル8階会議室で開催される。水産研究本部の道内各水産試験場が取り組んでいる研究開発や成果を広く公開して活用してもらうために毎年この時期に開催しているもの。参加無料。  口頭による発表のほかポスター発表でも数多くの成果が紹介される予定で、今回は午後2時30分から「北海道のコンブ漁業の現状と生産安定に向けた取り組み」と題したミニシンポジウムを開催し、長引く減産傾向で厳しい状況が続く主幹魚種の1つコンブにスポットを当て生産・漁労に関する最新研究成果などが特集で発表される。  サケ・マスに関連する成果発表は計4件で、口頭発表として「海中生け簀飼育はサケ稚魚の回帰率を向上させるか?―海中飼育したサケの放流効果と河川遡上率の検証―」と題してさけます・内水試の宮腰靖之研究主幹が、「希少種であり漁業権魚種であるイトウの資源管理―漁業権設定湖沼におけるイトウ資源の利用と維持に関する研究―」と題してさけ・ます内水試の畑山誠主査が、ポスター発表として「川はどれくらのサケマスを育むことができる?―遡上環境の復元によるさけます類の産卵環境回復可能量推定に関する研究」と題しさけます・内水試の卜部浩一研究主任が、「北限のアユの謎を追う―北海道産アユの特性に関する研究―」と題してさけます・内水試の内藤一明主査がそれぞれ講演。  また、近年問題が深刻化する海獣被害関連として、「トドの生態と漁業被害について―出現実態・生態把握事業(有害生物漁業被害防止総合対策事業)―」と題して中央水試の和田昭彦研究主任が、「胃の内容物からみたトドによる漁業被害の実態とは?―北海道沿岸に来遊するトドの胃内容物分析による食性解析―」と題して稚内水試の後藤陽子研究主任が講演する。  申込み・問い合わせは水産研究本部規格調整部企画課まで。参加申込書(水産研究本部ホームページからダウンロード可能)に必要事項記入の上、申し込む。電子メールによる申込みの場合は、所属・企業、職・氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを記載し下記アドレスへ。締め切りは8月1日まで。TEL0135-23-8705、FAX0135-23-8720

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