イベント等

昨年の農林水産物輸出 2割増7,452億円

=「目標1兆円」農水省の輸出戦略=

<2016.2.12日配信号>

3年連続で過去最多を更新 目標を1年前倒しで達成

 農水省はこのほど、2015(平成27)年の農林水産物・食品の輸出額を発表した。総輸出金額は7,452億円に達し昨年実績6,117億円に対して21.8%増と大きく上回り、過去最多を記録。これで3年連続で過去最高を更新するなど好調を維持している。

 平成25年8月に策定した「農林水産物・食品の輸出戦略」における本年までの中間目標7,000億円を1年前倒して達成した形で、2020年に定めた「輸出目標1兆円」についても前倒ししての達成を目指す。水産物では原料および食品ベース含めてホタテが大きな伸長をみせた一方、サケ・マス類は重点品目で唯一、大幅なダウンを余儀なくされており=前号で詳細=、今後は環境の改善が課題となりそうだ。
 (詳細記事については本誌のご購読をお願いいたします)

swspフォーラム 札幌市の豊平川で野生サケの保全増殖活動に取り組んでいる札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)の「市民フォーラム2016」が1月30日(土)午後1時30分から、札幌JR駅北口そばの札幌エルプラザ3Fホールで開催される。テーマは「豊平川の野生サケ」 で、活動成果の報告や最新研究に関する講演などが行われる。入場無料で事前申込も不要。

 SWSPの2015年度の活動報告のほか、標津サーモン科学館館長の市村政樹氏が「標津町サケマス自然産卵調査協議会の取り組みについて」、岐阜県水産研究所主任研究員の岸大弼氏が「本州の渓流におけるヤマメ・アマゴの野生魚と放流魚との違い」と題してそれぞれ講演を行う。

 また、札幌市立真駒内公園小児童らのポスター発表、豊平川にそ上したサケを対象に市民が参加した「携帯フォトコンテスト」表彰式も行われる。お問い合わせは、SWSP事務局 TEL011-582-7555(札幌市豊平川さけ科学館内)まで。

http://www.sapporo-wild-salmon-project.com/

岩手県で緊急種卵確保対策が発動

<2015.11.24日配信号>

中期採卵数、計画の9割未満に落ち込み海産親魚使用へ

震災の影響顕在化、盛漁期入りも深刻な回帰不振

 盛漁期を迎えた岩手県の秋サケ漁は、シーズンを通して最も来遊が期待できる11月後半に入ったものの、想定以上に回帰不振が深刻な情勢。これまでの水揚げは前年同期に比べて4割強も少ない低調なレベルにとどまっており、平成22、23年の極端な不振に近いローペースと苦戦を強いられている。

 今期は主群の4、5年魚が震災年級に当たりその影響が顕在化、種卵の必要量確保にも暗雲が立ち込めており、県さけ・ます増協および県定置協会は中期(11月11日~12月10日)計画に対して採卵数が9割に満たない状況にまで落ち込んでいることから、このほど「海産親魚使用緊急種卵確保対策」を発動した。関係者一丸で必要量の確保に努める方針だが、今後計画の8割に満たなくなる場合には定置網の垣網を短縮するなどしてさらに親魚のそ上を促すなどの対応策を講じ、難局を乗り切る構えだ。
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9月5日(土)札幌北大キャンパスで
「ベントス・プランクトン学シンポジウム」

 9月2~5日の日程で、札幌市北区の北大キャンパスで「2015年日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会」が開催される。この中で、最終日の5日(土)に実行委員会が主催するシンポジウム「ベントス学・プランクトン学を通してみた北海道の海」が行われる。一般向けの公開シンポで、大学や水試の研究者が講演を行う。午前10時から午後4時までの日程で、会場は北海道大学大学院環境科学院D201(北区北10条西5丁目)。

 ベントス(底生生物)やプランクトンといった生物に関する研究の認知度は決して高くはないが、本シンポを通して北海道周辺の豊かな海と水産業の関わりなど本研究分野についての認識を深めてもらおうという趣旨。一般の人たちにも興味を持ってもらえるような題材をセレクト、ベントス・プランクトン学と関わりあいの深いホタテやマガレイ、ホッケ漁業、海洋環境などにスポットを当てた6つの講演と総合討論が予定されている。

公開シンポプログラム(連絡先有)

公開シンポ地図-1

宮城の銀ザケ 日量20㌧ペースに拡大

水温高く成育順調で良形多し、活締め出荷も好評

<2015.4.3日配信号>

 例年通り3月下旬から今期の出荷がスタートした宮城県の養殖ギンザケは、水揚げ開始から約2週間となり、石巻市場はじめ今月からは女川、志津川などでの扱いも増え県内日量で20㌧のペースに拡大している。今シーズンは沿岸水温の上昇が比較的早く、飼育魚の餌食いも良好。順調な育成状況を反映してサイズアソートは早くも1.5キロアップの比率が高まるなど型は良形が多くなっており、徐々に本番ムードを高めている。
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※その他の記事
 サケ・マス類2月の貿易統計
 水産総合研究センター北水研人事
 道総研人事異動ほか

東北秋サケ前哨戦 
5年ぶりの高水準持続

 <2014.10.17日配信号>

道内鈍化、震災の影響あり盛期に向けては不透明も

 本番シーズンを間近に控える本州太平洋地区の秋サケ漁が好発進をみせている。まだ「前哨戦」の時期ながら、岩手、宮城、青森の太平洋側主要3県がいずれも復調傾向に転じた昨シーズンに比べてさらに上回る出足をみせており、平成21年以来5年ぶりの高位水準を10月上旬もキープした。

 9月の水揚げが比較的良好だった先行の北海道内はここにきて水揚げペースを鈍化させており、ある程度似たパターンを踏む東北地区の今後についてはまだ不透明感の強い段階だが、震災の影響で特に漁期後半の4年魚来遊が不安視されている中だけに好漁を持続したまま盛期を迎えたいところだ。
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来遊の復調傾向を反映 親魚確保は順調推移

=全道秋サケ前期群親魚・採卵状況=

 <2014.10.10日配信号>

 盛漁期最中の全道秋サケ漁はこれまでのところ、地区での好不調はあるものの総体的に復調に転じた前年とほぼ同レベルの生産動向をみせており、浜値推移を含めて比較的順調な操業を継続しつつ折り返し時期に差し掛かった。

 一部地域で漁期前から懸念だった親魚・種卵確保についても、前期群に関しては総じて良好に推移。中後期に不安を残す地区があるため今後の動向次第だが、水揚げの復調傾向を反映して問題なく必要量を充当できそうな流れ。

厳しい三陸も走りの好漁を弾みに必要量確保期待へ

 一方、震災の影響で主群4年魚の来遊が不安視される三陸方面はよりタイトな親魚確保が求められることになるが、走りの水揚げはここ数年の急落が嘘のような滑り出しをみせており、先行する道内とともにこれを弾みに必要量を確保したいところだ。
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