「こだわり」を全面に本物志向強まる
=冬ギフト・歳末サケ商戦真っ只中=
心を伝える「職人技」による手づくりサケ製品をPR
今年も早いもので残すところあと半月足らず、消費地の百貨店、量販店は冬ギフト・歳末商戦真っ只中の時期を迎えている。本年は「アベノミクス」に象徴される好況感を追い風として全般的に「高級志向」へと回帰し、定番となるサケ製品も「こだわり」を全面に押し出した本物志向の逸品を各社ともにプッシュする展開。増税を控える来年は消費者の財布の紐が固くなるとの予測もあり、今期の売り込みは一層力の入ったものとなっている。
ギフト市場においては当然ながら、いつも末端で競合を余儀なくされる養殖輸入物の出番はなく、秀逸な天然地物製品の独壇場だ。今期各社が一押しするギフト向けサケ・アイテムの数々を紹介するとともに売れ筋の傾向を探った。=写真は大丸札幌店の「北海道おすすめギフト」カタログ。テーマは「2013冬・北海道の美味を極める」=
(「週刊サケ・マス通信12月13日号」に詳細記事掲載)