盛期の岩手秋サケ 3年ぶりに1万㌧を突破 | 週刊サケ・マス通信

盛期の岩手秋サケ 3年ぶりに1万㌧を突破

岩手秋サケ 3年ぶり1万㌧突破

<2013.12.6日配信号>

極端な不振の昨年、一昨年に比べ倍増ペース持続

 岩手県農林水産部の集計した11月末の同県秋サケ水揚げ速報によると、定置網を軸とする県内沿岸漁獲は尾数で総計339万1000尾、重量換算1万81㌧となり、3年ぶりに1万㌧を超えた。過去にない不振に見舞われた昨年、一昨年シーズンに比べて重量ベースで倍増と久々の漁復調ペースを持続している。

最終実績は平成22年並みの1万6000㌧前後か

 近年の水揚げ動向をみると、最終実績に対する11月末段階での達成率は約6割で一定。さらに平成22年とほぼ同様の漁獲ペースとなっていることを踏まえると、後半戦もこれまでのように順調に推移すれば最終的には同年並みの1万6000~7000㌧の水揚げまで復帰が見込めそうな状況だ。

 今期最大の懸案事項の1つでもあった親魚についても前年比尾数で4割増の30万尾を確保、採卵数も7割増の水準とするなど、シーズンを通した充当に向けてめどが付きそうな展開となっている。
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