全道漁獲金額550億円台に到達
<2013.11.29日配信号>
=道内秋サケほぼ終漁=
最終盤を迎えている道内秋サケ定置網漁は、一部を除いてオ海など主要エリアでの操業が切り上げられ、ほぼ終漁となった。今後の水揚げは12月3日までのえりも以西胆振地区、同15日までの噴火湾地区が中心となり、道南方面の同20日をもってすべて終漁となる。
平成18、19年に次ぎ近年で3番目の高水準に
11月20日現在で道連合海区漁業調整委員会が集計した全道秋サケ漁獲速報によると、漁獲尾数は3835万尾、金額は554億円でいずれも前年に比べて1割の増加。20日以降の上乗せは微量となることからほぼ大勢は決した。今期は特に金額面の躍進が大きく、輸入鮭鱒の高値などから内販の引き合いが強まったことを追い風に終始好値での推移となり、輸出の隆盛が底支えとなっていた平成18、19年に次ぐ近年では3番目の高位を記録、漁獲不振が色濃くなった平成20年以降では最も多い水準としている。
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