道内秋サケ3年ぶり全道12万㌧台で終漁へ
<2013.11.19日配信号>
中盤以降ペースダウンも太平洋側で復調の印象強める
道内の秋サケ定置網漁は、主力のオホーツク海および釧路・十勝方面を中心に網揚げ作業が進んでおり、終盤戦の様相を強めてきた。今後の水揚げはえりも以西海域の道南、太平洋方面を主体に来月半ばまで継続される。
今期は5、6年魚の高齢魚に支えられ好漁となった前半戦から一転、中期以降は期待された主群4年魚が近年同様の低位にとどまったことでペースダウンの展開となり、日本海側が軒並み悪かった前年をさらに下回る厳しい操業を余儀なくされたが、強い引き合いよる好値堅持が支えとなり、太平洋側を主体にやや復調の印象を強めるシーズンにも。
最終的な全道水揚げは平成22年並み、3年ぶりの12万㌧台前半、キロ平均単価は450円台と近年最高値となった前年からやや下げるも十分な高値水準となる430~440円前後に落ち着く公算が強くなった。
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