前半9月の秋サケ沿岸漁獲 高齢魚割合高め
<2013.10.4日配信号>
魚体サイズ 年齢別にみても回復
道さけます・内水試が解析
道総研さけます内水試(恵庭市)は、今シーズン道内秋サケの主に沿岸漁獲物の年齢組成に関する調査を行い、昨年顕著にみられた魚体の小型化傾向が改善され、さらに前半戦は5年魚、6年魚など高齢魚の比率が昨年よりもかなり高くなっているとする解析結果をまとめた。
今期これまでの1尾当たりの平均目廻りはオス、メスともにまだ3キロアップに付けており、昨シーズン問題となったような目立った小型化はみられていない。目廻りの改善について同水試では「各年齢別にみた体サイズが回復傾向に転じて、これに加えて高齢魚の割合が多いためと考えられる」として、今後さらに河川を含めたデータを集積していく意向だ。
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