量販店の秋サケ販促 今期も苦戦スタート
連休に合わせて特売・売り場づくり
<2013.9.17日配信号>
9月半ばを迎えて道内秋サケの水揚げ・加工盛期となったことで、消費地量販店筋も今シーズンの本格的な旬の販促期に入ってきた。
特に近年はこの時期の「シルバーウィーク」に合わせて最初の特売に移る傾向が強く、昨日までの3連休中は札幌市内の大型店などでも販促ディスプレイや料理レシピなどを使って旬の秋サケや生筋子の消費喚起が盛んに行われた。
しかしその一方で、ここ数年の水揚げ減少と浜高推移の影響から今後の秋サケ商戦の行方を占う意味でも重要な序盤の特売が年々打ちにくくなっているのが実際のところ。
なかなか圧縮できない仕入コストとロスを出ない売価設定との狭間で今秋も売り場担当者の苦戦が続きそうな気配だ。
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