日量1500㌧超え 出足好ペース持続
道内秋サケ定置網漁 9日現在で前年比7割増
<2013.9.10日配信号>
根室北部メス オール700円台の様相 前年比1~2割高
道内秋サケ定置網漁は、大所の斜網エリアで水揚げがスタートし全道全域で水揚げが活発化している。9日は主力のオホーツク方面が出揃い初の週明け2日分の水揚げとなり、シケ休みもなく日量は一気に1500㌧オーバーと今期の最高数量を記録した。今期も厳しい来遊が想定される中だが、懸案の1つだった走りの漁模様はまずまずと言えるレベルで推移しており、9日現在の累計数量は約6400㌧と前年同期を約7割上回っている。
高水温が顕著な日本海方面でやや出足不振、全体でも当然ながら好漁とまでは言える水準にないが、なお平成22年以降では最多の生産量を持続し健闘をみせている。
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