走りの水揚げ H21年に次ぐ良ペース 道内秋サケ定置 | 週刊サケ・マス通信

走りの水揚げ H21年に次ぐ良ペース 道内秋サケ定置

走りの水揚げ H21年に次ぐ良ペース 

道内秋サケ定置網漁本番へ

 <2013.9.6日配信号>

 道内秋サケ定置網漁は、中部・西部で4日に、きょう陸網先行で東部の網走以東エリアが漁期入りしたオホーツク海区が加わって全道5海区すべてで水揚げが始まり、いよいよ本番時期を迎えた。

 高水温が災いし依然としてマンボウなどの入網で手間のかかる稼動を強いられる地区がみられ、来遊自体もまだ序盤の域を脱していない情勢ながら、総体的な水揚げペースは過去3カ年比で最も多く、平成21年以来久々の好漁に期待が膨らむ。


根室北部のメス早くも700円台

 ただ、その一方で主力のオホーツク海地区のマス大不漁や混獲以降の走りのサケの少なさなどから先行きを不安視する声もあり、漁期前の厳しい来遊予測もあって浜値は高値継続の様相。特にメスは根室北部で早くも700円台と昨年同期に比べてキロで100~150円ほどの高値を付けている。
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