オ海マス3年連続大不漁濃厚に
豊漁年も20日現在の水揚げ一昨年の半分
親魚確保のための自主規制明け後の水揚げが注目されていたオホーツク海のカラフトマス漁は、再開した8月17日以降の水揚げに例年にような伸びがまったくみられず、道漁連北見支店の20日現在集計で1756㌧と同じ豊漁年の年回りに当たる一昨年同期に比べほぼ半減と極めて厳しい状況となっている。紋別漁協以北を中心に善戦する地区もあるが、主力エリアの網走、斜里第一、ウトロ漁協ともに勢いがなく、3年連続で記録的な不漁が濃厚な情勢だ。
(「週刊サケ・マス通信」8月23日号に詳細・続報)