今期極東ロシアのサケ・マス 3割減の31万㌧台予想 | 週刊サケ・マス通信

今期極東ロシアのサケ・マス 3割減の31万㌧台予想

マス豊漁年ながら抑え目の予測量

 ロシア極東エリアにおける太平洋サケマスに関する産業評議会がロシア漁業庁でこのほど開催され、今年2013年漁期の太平洋サケマスの生産量について、前年実績に比べて約3割減の31万3300㌧と予想勧告された。予想勧告の魚種別内訳は、カラフトマスが全体の半数強を占める16万9500㌧、シロザケ9万1800㌧、ベニ4万7000㌧、ギン4000㌧、マスノスケ808㌧など。  漁場別では東カムチャツカ沿岸が最も多く9万4000㌧以上、次いで東サハリン沿岸が9万㌧以上と予想されている。本年漁期は今月5日からすでに始まっており、ベニザケについては、前年同期に比べ1000㌧多い6000㌧が生産されている。同庁では本勧告量について前年比12.9%増の48万㌧まで上方修正される可能性も示唆。なお、直近奇数年の2011年太平洋サケ・マスの生産量は53万㌧に上っており、昨年はカラフトマス29万㌧強を筆頭に合計約42万㌧のサケ・マス類が生産されているなど好漁が続いている。  (道機船連提供・ロシア情報ニュースヘッドラインから)

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