<2013.5.31日配信号>
産地団結で震災前の環境づくり推進
振興協を組織、PR通し相場復調目指す
復活2シーズン目となる宮城県産銀ザケの出荷が徐々に本格化してきた。震災による中断を経て再開初年度となった昨年は、原発事故による風評被害と競合するチリ銀の安値投売りの影響を受けて平均価格が過去最安値となるキロ200円台半ばにまで暴落。施設および原魚の流失という存亡の危機から短期間で奇跡的な復活を遂げた矢先、生産者はさらなる辛苦を味わった。
来月以降の出荷盛期を控えて今期も厳しい情勢が想定される中だが、生産漁家や関係者ら産地が一体となったブランド化事業にも着手、春には「みやぎ銀ざけ振興協議会」を立ち上げ、震災前の環境を何とか一致団結して取り戻そうと奮闘を続けている。
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