【夏ギフト・お中元商戦】トレンド多様化や猛暑でサケ・マス苦戦 | 週刊サケ・マス通信

【夏ギフト・お中元商戦】トレンド多様化や猛暑でサケ・マス苦戦

【夏ギフト・お中元商戦】
トレンド多様化や猛暑でサケ・マス苦戦

 <2016.6.24日配信号>

0000596 夏ギフト・お中元商戦が本格化している。各百貨店や大手スーパー・流通筋は趣向を凝らしたパンフレットや店頭ディスプレイで売り込みと集客に余念がない。歳末商戦では主役の座に就くことが多いサケ・マスやイクラなど魚卵製品を代表とする魚介類だが、夏商戦ではここ数年苦戦続きが伝えられている。

 上質原料の手当ても難しく
 他商品に大きく水あけられる

 
 加えてロシア水域の禁漁でギフト向け筆頭の本チャンベニなど上質の春鮭鱒の手当が難しく、全体的な流れも精彩を欠く。近年続く本州の猛暑報道も加わって魚介類は「清涼感」や「簡便さ」などの面で他の商品に水をあけられている状況だ。
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