第54回全道漁協組合長会議 計3項目を満場一致で決議
確固たる経営基盤の構築へ諸対策
<2016.6.17日配信号>
「第54回全道漁協組合長会議」が6月16日に札幌市で開催され、この中で本道漁業にとっての最優先課題計3項目について決議した。漁業者の減少や高齢化、漁船の高船齢化、資源の減少など生産段階において課題を抱える一方で水産貿易自由化問題や環境問題など外的諸課題が立ちはだかり、依然として厳しい局面に立たされているとの認識の中、山積する諸課題の解決のためには第50回全道漁協組合長会議で特別決議した「強い北海道漁業の確立」を基本として将来に向けた担い手対策が必要と定義。
担い手確保や資源管理、漁場保全策など拡充・強化
その上で重点的な施策展開が不可欠と考えられる「漁業経営構造安定化対策」「漁業資源の増大と資源管理対策」「漁場環境保全対策」の3項目について満場一致で決議し、漁協系統組織を挙げて推進活動を行いその実現を目指す。
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