極東ロシア 今期サケ・マス33万㌧予想
<2016.2.26日配信号>
直近奇数年と同水準も異常気象など考慮し「慎重予測」
全ロシア海洋漁業研究所はこのほど、極東エリアの太平洋サケ・マスについて2016年漁期の第1次漁獲予測を発表した。これによると北半球の深刻な異常気象などの影響を考慮、「慎重な予測」と前置きした上で漁獲勧告量(漁獲予測量)を合計約33万㌧とした。当初の予測値としてはほぼ一昨年と同じ水準の勧告量となる。昨シーズン漁期のサハリン地区におけるカラフトマス大不振など想定外の不漁傾向などに配慮したためと思われる。
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