海洋漂う大量の「プラスチックゴミ」 大きな国際問題に
年間1000万㌧ 生態系への影響懸念
<2016.1.22日配信号>
ミリ単位以下まで微細化、急速に広がるプラ汚染
海洋に漂ういわゆる「プラスチックゴミ」に対する関心が高まりつつある。先週末に東京海洋大学で日本で初の海のゴミに関する国際シンポが開催され、世界各国の海洋研究者が参集、ミリ単位以下にまで微細化された「マイクロプラスチック」が生物や生態系に与える影響や世界で年間1000万㌧前後ともされるプラゴミが海に流出されている実態などについて報告、流出を防止する対策の強化が急務と指摘した。
一部では定置網の固定・敷設用として全国的に広く普及しているビニール土俵やビニール浮子などについても今後、環境保全の観点から風当たりが強まるとの意見もあり、将来的には何らかの対応や代替が求められるとの予測も出ている。
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