冷ベニの大型搬入続く
=10月のサケ・マス類輸入実績=
<2015.12.11日配信号>
養殖物の端境期ながら総体でも3カ月連続2万㌧大台
財務省貿易統計に基づく10月のサケ・マス類輸入は、引き続き搬入盛期となっているアメリカ、ロシアからの冷凍ベニを主体とした実績となり、総体で単月約2万4000㌧と前年同月比で5割増とまとまった。
前月の9月には4年ぶりに月間1万㌧の大台超えとした今期好調の冷ベニが10月も前年同月に比べて倍増の9000㌧台を記録するなど、ロシア水域の操業禁止で揺れた春の流網不漁の余波から品薄が顕著な国内良品の隙間を埋めるような大型搬入となっている。
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