=東北秋サケ漁=
「試練の年」不振ペースで盛期入り
<2015.11.17日配信号>
岩手県で前年比4割減 盛り上がりに欠く展開続く
11月後半を迎えて漁期を通して最も水揚げがまとまる漁本番シーズンへと突入した東北の秋サケ漁。ただ、今期は主群の4、5年魚いずれも震災の影響が懸念される「試練の年」に当たっており、ここまでの漁模様は太平洋側の主力3県ともに不振の様相を呈している。将来の再生産を見据え、親魚と優良種卵の確保のためにも今後の盛り上がりが期待されるが、これまでのところ主力の岩手県を中心に不振ペースを脱せない厳しい情勢が続いている。
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