旬の秋サケ販促がスタート
今年は8月早々から売り場賑わす
秋の大型連休間近に控え特需にも期待
<2015.9.11日配信号>
高値減退の輸入養殖物に代わり、早い時期から「出番」
道内各産地で水揚げと加工が徐々に本格化する中、消費地でも量販店を主体とした旬の生サケ、生筋子の販促がシーズン本番へと移ってきた。秋を代表する季節商材として生鮮流通が近年浸透の一途をたどる秋サケだが、今年は特に8月早々から店頭を賑わせる場面が目立った。
全体にサケ・マス類の供給が目減りする中で高値の輸入養殖物を使う売り手側のメリットが薄れてきているのが一因で、高鮮度・高品質という地場天然物のクリーンなイメージが消費者に受け入れられ、かなり早い時期からの「出番」につながっているようだ。6年ぶりの5連休となる秋の大型連休「シルバーウィーク」も目前に控えており、特需に加えて秋サケ生鮮流通の拡大に期待がかかる。
(詳細記事については「週刊サケ・マス通信」本誌のご購読をお願いします)