道内秋サケ定置網漁 釧路・十勝エリア先陣に開幕
メス今期も600円台の好値スタート
<2015.9.1日配信号>
道内秋サケ定置網漁が8月30日解禁した。先陣を切ったのは、えりも以東海区の十勝・釧路方面および日高管内えりも漁協の一部太平洋側と日本海区北部の稚内、北るもい漁協などで、同日に網入れを行った漁場では翌31日に初水揚げとなった。
オスは1割安の300円前後、直近5カ年で最安値発進
各地合計456㌧と初日としてはまずまず良好な出足。注目の浜値は、十勝の大樹漁協でメス630~620円、オスで330~290円を付け、メスは4年連続の600円台スタート、逆にオスは前年比1割安、過去5カ年間で最も落ち着いた300円前後の走りと若干の安値発進となった。5年魚の回帰不振が想定される中で序盤戦は低調な展開も想定されるが、いよいよ本番を迎えて安定した水揚げと相場推移に期待したいところだ。
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