ロシア200カイリ水域
サケ・マス交渉始まる
<2015.5.15日配信号>
流網禁止法案絡み交渉の行方不透明感強く予断許さず
来年からの流網禁止法案問題で予断を許さない情勢となっているロシア200カイリ水域内サケ・マス流網漁業の今期操業条件などを決める日ロサケ・マス漁業交渉が、きのう14日からモスクワで始まった。
来月1日からの漁期入りに向けて、まずは早期の決着を
法案問題などに絡み通常よりもかなり遅い交渉日程が組まれたことで、6月1日から始まる漁期に向けてまずは早期決着が求められるが、審議が進むロシア下院の状況から「法案成立が濃厚」との一部報道もあり、それに伴って行方が見通しにくい非常に不透明感の強い中での協議となりそう。漁獲枠や入漁料などへのマイナスの影響も懸念される中で厳しい交渉が予想される。
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