=日ロサケ・マス交渉が妥結=
日本200カイリ流網漁
前年比5%増の2,050㌧
<2015.3.27日配信号>
日本200カイリ水域におけるロシア系サケ・マス漁の本年の操業条件などを決める日ロサケ・マス漁業交渉(日ロ漁業合同委員会第31回会議)が3月24日までに妥結した。
漁業協力費キロ単価は前年同値の146.4円で妥結
16日からモスクワで協議が重ねられてきたもので、決定した今期の漁獲枠はカラフトマス1550㌧、シロザケ500㌧の合計2050㌧、前年に比べ約100㌧、5%増で決定。単価の高いベニ、ギン、マスノスケの3種についてはカラフトマスの漁獲枠内で1隻当たり1㌧以内、漁獲に応じてロシア側に支払われる漁業協力費キロ単価は146.4円で前年同値とした。
今回の交渉では、ロシア議会で議論されている来年からのロシア水域内サケ・マス流網禁止法案に絡んで日ロ双方の主張が一時平行線をたどり、当初予定の20日までに妥結には至らず交渉が継続され、24日にずれ込んで合意に至った。
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