【震災から4年】生産8割方回復も養殖や加工業に遅れ | 週刊サケ・マス通信

【震災から4年】生産8割方回復も養殖や加工業に遅れ

生産8割方回復も養殖や加工業に遅れ

<2015.3.13日配信号>

東日本大震災4年 水産庁が復興の現状と課題を要約

 東日本大震災から4年。水産庁はこのほど、水産業復興へ向けた現状と課題についてとりまとめた。被害が大きかった岩手、宮城、福島の各3県の水揚げは4年かけてようやく震災前の8割にまで復帰、漁港も再整備が進み被災した漁港の95%で陸揚げが可能となるなど年を追うごとにゆっくりとではあるが着実に復興が進んでいることが報告された。

 しかし、主幹漁業の1つの養殖業では生産サイクルの関係で完全回復までに時間がかかることもあり、震災前の水準に比べてカキが4割、ホタテが6割の生産にとどまるほか、加工流通関連でも再開を希望する加工施設のうち依然140件、全体の2割もの施設がまだ再開するに至っていない。また、宮城、岩手に比べて福島の復興が遅れているなど、まだ多くの難問を抱え復興未だ途上の様子が浮き彫りとなった。
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