全道漁獲共済支払い見込み 不振のオ海主体に45億円 | 週刊サケ・マス通信

全道漁獲共済支払い見込み 不振のオ海主体に45億円

全道漁獲共済支払い見込み
不振のオ海主体に45億円

<2014.12.12日配信号>

道漁業共済組合が11月末現在で試算

 北海道漁業共済組合はこのほど、今年度秋サケ定置漁業の「漁獲共済」および「積立ぷらす」の支払い見込みをまとめた。11月末現在の漁獲金額に基づき試算したもので、道内秋サケの主力エリアとなるオホーツク海側の水揚げ不振に伴い、北見地区を中心に漁獲共済で13億円、積立ぶらすで32億円、合計約45億円が支払い・払い戻しとなる見通し。

 前年支払い実績の約4倍、平成24年の47億円に次ぐ大規模な額となる見込みで、好調な水揚げにより近年大きな支払いのなかったオホーツク海北見地区だけで全道支払いの6割強を占める異例の状況。来週16日に札幌市で開かれる道定置漁業協会主催の「平成26年度定置漁業振興会議」の中でも詳しく説明する。
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