秋サケ全道最終12万㌧ライン濃厚 | 週刊サケ・マス通信

秋サケ全道最終12万㌧ライン濃厚

 秋サケ全道最終12万㌧ライン濃厚

 <2014.10.14日配信号>

 道内定置・中盤戦 前年並みの堅調もややペースダウン

 10月半ばを迎え、早くも中~後半戦へと突入した道内の秋サケ漁。累計水揚げは8万㌧のラインにまで伸ばし、地区・単協間で好不調の波はあるものの前年並みのレベルに付けここまで全体的にはまずまず堅調な漁模様と言える展開となっている。

 目鼻がつく時期となり、気になるのは今期の終着点。表の通り、ここ数年はシーズンによってやや増減幅のある不安定な生産が目立つ中だが、この時期までに6割方を消化しているのが通常パターン。これに照らすと単純計算ながら今期は残る漁期の上乗せが4万㌧、最終では12万㌧のラインとなり、昨年、平成22年に次ぐ近年では中位の水揚げで終盤戦へと入りそうな気配だ。
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