12カ月連続で4桁台、好調を堅持―秋サケ輸出
<2014.10.3日配信号>
今月から中国向け新物スタート
価格の底支え役復権と活況期待
春以降の端境期中も好調な搬出が続いた冷凍秋サケの輸出は、財務省通関統計に基づく実績で8月単月も1655㌧、4億6593万円と前年同月に比べて数量、金額ともに2倍強と好調を堅持。これで昨年9月から12カ月連続で1000㌧超え、4桁台の良好な製品搬出が継続されている。
環境好転による主力・中国向けの復調が要因で、8月も約1200㌧と全搬出量の7割を占めた。国内企業の委託加工がメインのベトナム向けも365㌧と堅調。新物の搬出を目前に控えて昨年に続き「価格の底支え役」の復権と活況が期待できそうな状況だ。
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