全道秋サケ累計4万㌧突破
前年上回る好ペースを持続
<2014.9.26日配信号>
週明け22日に今期最多の日量6000㌧
9月下旬を迎えて今期もいよいよ盛漁期に突入した道内秋サケ定置網漁は、全道日産で合計3000㌧前後のコンスタントな水揚げを続けており、昨シーズンを上回る良好なペースを堅持、25日現在の累計水揚げを4万㌧台に乗せた。週明け22日はオホーツク方面が週末にシケ休漁を余儀なくされたこともあってまとまり、今期最多の日量6000㌧の大台を記録、近年不振の太平洋側や道南、日本海方面もこれまでのところ不漁の想定を覆す順調な操業となっている。
心配された目回りも悪くなく、さらに浜値形成も全般に堅調と総じて安定した稼動状況が継続されている。今後は主群の4年魚が水揚げの中心へと切り替わっていくが、この良好な流れを盛期通して継続できるか関心が高まっている。
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