主品目まとまり前年比4割増 月間2万㌧超え
=5月のサケ・マス類輸入実績=
<2014.7.18日配信号>
冷ギン前年上回る9千㌧
単価600円台の高値維持
財務省集計の貿易通関統計に基づく今年5月のサケ・マス類の総輸入量は、単月で2万1787トン、190億円となり、前年同月に比べて数量で4割、金額ベースでは9割もの増加となった。昨年前半までの大量搬入から一転し極端な縮小傾向が続いていた今年の輸入サケ・マスだが、その反動に伴う強い引き合いに加えて主要搬入国チリでの港湾ストの影響で遅れていた荷がまとまったことなどにより、5月は冷凍ギン、同トラウト、同フィレ製品の主要3品の搬入がいずれも前年を上回った。フィレを含めた単月の総キロ単価は873円で、主軸の冷ギンも600円台を堅持する「超高値」水準が続いている。
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