えりも海域アザラシ被害 環境省が管理計画を策定 | 週刊サケ・マス通信

えりも海域アザラシ被害 環境省が管理計画を策定

えりも海域アザラシ被害
環境省が管理計画を策定

 <2014.5.16日配信号>

メス10頭を学術捕獲 「絶滅危惧種」指定再評価へ

2 環境省は9日、日高えりも地域でサケ定置網を中心に深刻な漁業被害をもたらしているゼニガタアザラシに関する「環境省えりも地域ゼニガタアザラシ保護管理計画」を策定した。

 これまでの調査で同地区に生息するアザラシは増加傾向にあり、それに伴い漁業被害の規模や範囲も年々拡大傾向にあることが判明しており、平成27年度末までにレッドリストの「絶滅危惧種」の指定が妥当なのかどうかを再評価する。繁殖などの不足データを補う目的で幼獣を除くメス10頭を学術捕獲するほか、漁業被害防除手法の検討を引き続き行い漁業被害の軽減による共存策を探る。

 ただ、昨年は直前になって試験捕殺に「待った」がかかる一幕もあり、遅々として進展のない状況に長年被害を受けてきた現地生産者らの不信感は根強く、浜にとってはようやく「半歩前進」といったところだ。
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