輸入単価5カ月連続で800円超え | 週刊サケ・マス通信

輸入単価5カ月連続で800円超え

輸入単価5カ月連続で800円超え

2月のサケ・マス輸入 主力チリ銀筆頭に大幅縮小

<2014.4.11日配信号>

前年同月に比べ数量半減も
相場高騰で金額は前年並み

 総務省貿易統計に基づく2月のサケ・マス類輸入実績は、単月でチリ産の冷凍ギンザケを主体にフィレ製品を含め1万3979㌧、113億6876万円となり、月間2万6000㌧を記録した前年同期に比べて数量で半減に近い搬入水準にとどまった。

 搬入キロ単価は813円で前年同月のほぼ2倍を付けており、800円台以上の高騰相場はこれで5カ月連続。養殖サケ・マスの生産減退に伴う世界的な需給情勢のひっ迫傾向が継続されており、価格の高騰と搬入の縮小は今後も続きそうな気配だ。
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