今期は秋サケ拡販チャンスの年に
<2014.3.28日配信号>
荷受各社 輸入物の高値で引き合いさらに強まると予想
北海道水産物荷主協会はこのほど、全国の大手荷受会社・関連商社筋を対象とした主要魚種別アンケートの結果を集計した。魚種別に①販売の特色②改善要望③今年の展望―の3点について回答を求めたもので、サケ・マス関連では「秋サケ」「春鮭鱒」「輸入鮭鱒」「イクラ」「筋子」の各品目について流通の最前線に立つ販売担当者らの貴重な意見が多数寄せられた。このうち本号では「秋サケ」を紹介する。
高値発進への警戒感も
冷静なスタート求める
競合関係にある輸入養殖鮭鱒類の高値推移に伴い、今期は秋サケに対する国内向けの引き合いがさらに強まると予想する声が多くなっている。高値発進への警戒感から冷静なスタートが必要とした上で「拡販のチャンスの年になる」とみる荷受も多く、流通面では追い風を受けての漁期入りが期待される。アンケート要旨を品目別に順次紹介する。
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