生産復調、製品流通は親子とも堅調に
定置振興会議で道漁連が秋サケ消流状況を解説
<2013.12.20日配信号>
道内の今シーズン秋サケ定置漁業を総括する北海道定置漁業協会(阿部滋会長)主催の「定置漁業振興会議」が12月13日、札幌市内のホテルで開催され、漁協役職員、各漁協定置部会員、増殖団体役員ら関係者約300人が出席した。道総研さけます・内水試が「今期来遊の特徴的事象と知見について」と「秋サケ資源管理モデル構築試験結果の中間報告について」、道漁連が製品流通に関して、道漁業共済組合が漁業共済の加入・支払い状況に関して、それぞれ現状について説明した。
今期のイクラ総供給、3年ぶり1万トン超え見通し
道漁連はこの中で、秋サケ親製品については漁期前半のギフト向け良品や三陸からの生鮮原料の引き合い強く今期も好値につながったほか、イクラは水揚げ増加に伴い生産が増加、越年および輸入品を含めた総供給量は3年ぶりに1万トン超えの見通しとなっていることなどを報告した。
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