えりも以東の陸網始期8月30日に
次期第13次秋さけ定置漁業権の地区別操業期間
<2013.11.12日配信号>
道が北海道連合海区委員会で報告
道は11月8日、札幌市内で開かれた北海道連合海区漁業調整委員会の中で、来年1月に切替となる第13次秋さけ定置漁業権(平成26~30年)の全道の地区別操業期間について説明を行い、協議が継続されている日本海中部および南部の一部を除き、これまでに決まった各海区・地区ごとの操業期間について報告した。
漁獲基準量制と資源造成の観点から最大6日間の後倒し
漁獲基準量制度の内容を免許に取り込む方針に加えて前期の資源造成という観点から、近年深刻な来遊不振が続くえりも以東海区の操業始期が大きく後倒しされることとなり、現行十勝以東のエリアで8月24日、日高管内エリアで同27日だった陸網の始期をいずれも30日に、沖網についても十勝以東で8月28日から9月1日へと3日間、日高側で8月31日から9月2日へと2日間始期を遅らせる。
最大で6日間の後倒しで、道内秋サケ水揚げの先陣を切る同地区の始期変更に伴い、来期以降の秋サケ開幕は従来より1週間ほど遅れることになる。
(記事詳細については「週刊サケ・マス通信」のご購読をお願いします)