主力の太平洋走り順調 4年ぶり好漁へ期待
本州東北エリアの秋サケ定置網漁が徐々に本格化
<2013.10.25日配信号>
盛漁期に向けて情勢厳しい親魚・種卵の確保へ弾みを
東北方面の秋サケ定置網漁が徐々に本格化の兆しを見せ始めている。まだ各地ともに走りの操業時期ながら、太平洋側主要3県いずれも近年続く不振を払しょくするかのような出足で、主力の岩手県で倍増に近い実績、宮城、青森両県は3倍増とここ3年ほどみられなかった良いムードの序盤戦となっている。
平成21年以前の高位安定時代の実績に比べるとまだ物足りない感じは否めないが、4年ぶりの好漁に向けて期待が高まるとともに、切迫する資源造成の観点からも親魚および種卵の必要量確保へ弾みを付けたいところだ。
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