オ海建マス 8月下旬もばん回ならず
<2013.8.30日配信号>
同じ豊漁年の一昨年に比べ半減の2840㌧
【盛期カラフトマス続報】極端な水揚げ不振が続くオホーツク海のカラフトマス建網漁は、8月下旬に入っても大きな山を迎えることなく、主力の網走管内沿岸9単協日量合計100~150トンペースという過去の盛漁期とは比べようのない少量の水揚げが継続されている。
特にこれまでけん引役を担ってきた斜里第一、ウトロ両漁協の2大産地が極めて厳しい情勢という異常事態で、今期同様に不振だったとは言え紋別以北が一昨年並みの水準を維持するなど明暗。多獲地帯に当たる東部の主力エリアに近づくにつれて不振が色濃くなるというこれまでにない展開となっている。
過去にない不漁を反映して、浜値はキロ400円台に突入している。
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