メス近年最高値の650円発進
<2013.8.27日配信号>
道内秋サケ定置網漁 道東太平洋を先陣に解禁
今期の道内秋サケ定置網漁が8月24日スタートした。第12次定置漁業権最後のシーズンとなる今年度もこれまで同様、えりも以東海区の十勝以東・太平洋海域を先陣に各地区順次解禁となり、オホーツク方面の水揚げが始まる9月上旬以降盛期入りする。
オスも300円台後半 低位来遊見据え今期も過熱か
初日は先行の釧路・十勝で前年同日の約2倍の19㌧を水揚げ。浜値は大方の予想通り昨年に続いて高値発進となり、メスは前年同日を1割ほど上回る600円台前半と近年最高値でのスタート、オスもほぼ前年同値の300円台半ばを付けた。今期も厳しい来遊と魚体の小型化が継続するとの想定の中、相場形成の鍵を握る序盤の水揚げ動向と浜値推移が注目される。
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