道内秋サケあす解禁 今期も水温高くスロー発進か
道内の秋サケ定置網漁があす24日、十勝~釧路など太平洋側を先陣に漁期入りする。今シーズンも太平洋、道南日本海など地区によってはかなり厳しい来遊が見込まれており、当初予測通りとなれば4年連続で全道4000万尾割れ、近年顕著な小型化傾向を加味すれば重量換算で10万トン割れも想定内の情勢。
さらに今期も酷暑の影響で沿岸水温は平年よりも高めの推移が続いており、回帰する秋サケにとっても厳しい環境。従来のパターンとは違った回遊行動を取る可能性もあり、昨年同様のスロースタートも十分想定される展開だ。
(第12次定置漁業権秋サケの操業期間図入り/次号以降で序盤の状況など詳細・続報)