単月で前年比3割減の1万6千㌧に縮小
5月のサケ・マス類輸入実績
<2013.7.19日配信号>
近年の続く増加傾向にようやく歯止め
財務省発表の貿易統計に基づく5月のサケ・マス類輸入は、フィレ製品などを含めて単月で1万6018㌧、101億5510万円の実績となった。主力チリ産ギンザケの過去最多の大量搬入が続いていた前年同月に比べると数量、金額ともに3割少なく、前年と同レベルの高い搬入となった前月の4月実績に比べても総体で半減するなどやや落ち着いた輸入水準となっている。
これで1月からの累計実績は13万7000㌧、653億円となり、過去最多となった前年に比べると数量で1割、金額で2割のダウン。昨シーズン、鮭鱒製品相場暴落の引き金となったギンはじめチリからの搬入が減少に転じたことを受けて、過去2年続いた増加傾向に一応の歯止めがかかる展開となっている。
(詳細については週刊サケ・マス通信本誌のご購読をお願いします)