平成25年全道秋サケ予測 前年比3%減の3793万5千尾 | 週刊サケ・マス通信

平成25年全道秋サケ予測 前年比3%減の3793万5千尾

前年実績を3%下回る3793万5000尾

さけます・内水試が今年度の全道秋サケ来遊予測を発表

<2013.7.5日配信号>

予測値通りなら4年連続4000万尾割れの厳しい来遊に

 道総研さけます・内水試は7月1日、札幌市内で開かれた道連合海区漁業調整委員会の中で今期の全道秋サケ来遊予測値を前年実績に比べて3%下回る3793万5000尾と発表した。近年の来遊不振傾向を反映して今シーズンも厳しい予測となっており、予測通りとなれば4年連続4000万尾割れの低水準となる。

主力・オホーツク海で前年比1~2割の減を予測

 地区別にみると近年高位安定のオホーツク海区が前年に比べて16%少ない予測となったほか、来遊不振の続く根室海区が14%、えりも以東海区が26%それぞれ増加予想も水準としては依然低め。えりも以西は主力の日高地区で昨年3年魚が多かったことを受けてやや回復が見込まれ24%増、日本海は逆に昨年の3年魚が少なく24%減の厳しい予測値となった。主群は平成21年生まれの4年魚、22年生まれの5年魚で、前年多かった5年魚が少なくなり、4年魚比率が高まる見通し。  (詳細については「週刊サケ・マス通信」本誌のご購読をお願いします)

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