前年同条件 漁獲枠合計2,050㌧で決定
=日本200海里サケ・マス交渉=
<2016.4.1配信号>
日本200カイリ水域内の今期ロシア系サケ・マス漁の操業条件などを決める「日ロさけ・ます漁業交渉」(日ロ漁業合同委員会第32回会議)が3月26日に妥結した。22日から東京で協議されてきたもので、漁獲枠は計2,050㌧、協力金は漁獲量に応じて2億6,405万円~3億6,000万円の範囲とし、いずれも前年と同じ条件で決定。
流網禁止を受け日本側がトロール試験操業を提案
また、本件に続いてロシア水域内のロシア系サケ・マスの漁獲条件について協議。流網漁の禁止を受けて日本側は代替としてトロールによる試験操業を提案したが実質的な話し合いにまでは至らず、今月後半に日程を改めモスクワで具体的な協議を行うことになった。(詳細記事については本誌のご購読をお願いいたします)