ノルウェーアトラン
生産減で史上最高値
輸出価格 過去30年間で最高値の800円台にまで高騰
【海外サーモンニュース】
<2016.3.18日配信号>
量販店の売り場で国産秋サケの競合相手となっている輸入養殖サーモン。塩蔵・解凍物を含めて主力のチリ産銀ザケ、ノルウェー産アトランの切り身パック製品がショーケースに並ばない日はないほどの充足ぶりをみせている。
飛躍的な増産を果たしてきた養殖サーモンだが、全世界的な需要の増加に対して供給量は頭打ちがささやかれ始めて久しく、特にノルウェー産のアトランが魚病の影響で生産縮小が確実視されており、再び大幅な値上がりに転じているという。輸入物の価格が落ち着きを戻しつつある中、この傾向はさらに持続する見通しで、世界の量販・外食マーケットに大きな影響を与えそうだ。
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