昨年のサケ消費 生/塩ともに大幅回復
=平成27年総務省家計調査から=
<2016.2.19日配信号>
総務省が毎年実施している家計調査の最新集計結果が2月16日に公表された。全国1世帯当たり(2人以上の世帯)の品目別平均支出金額や購入数量を調べたもので、国民の消費動向を探る指標となる。このうち昨年(平成27年)のサケの年間購入量は、生鮮品で前年比6%増の2,728グラム、塩サケも同比11%増の1,577グラムと大幅に改善した。
増税、高値で近年最低に落ち込んだ前年から一転
増税や輸入鮭鱒類の高騰、国内供給の減退などを背景に近年最低の水準に落ち込んだ前年から一転、食卓にサケが登場する機会が大きく増えたことをうかがわせる調査結果となった。今回も県庁所在地および政令指定都市別(調査対象都市数・全国52市)にランキングして消費動向を探ってみた。
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