前年比13%増 累計最終24万9,000㌧
=サケ・マス類輸入H27年最終実績=
<2016.2.5日配信号>
チリギン、冷ベニが伸長、鮮アトランも堅調な推移
財務省が公表する貿易統計に基づく平成27年(1~12月年間累計最終)のサケ・マス類輸入実績がこのほどまとまった。価格高騰から搬入不振となった26年から一転、12月期の新物が月間で1万㌧の大台に乗り旺盛な搬入となったチリ冷ギン、米ロの好漁を反映して久々の大型搬入を記録した冷ベニを中心に前年を大きく上回る搬入となり、最終累計で前年比13%増の24万9000㌧となった。
キロ単価は冷ギン、トラウトなどがやや落ち着きをみせたことで前年最終に比べて1割安の770円まで冷却されたが、数量増となった分、総体の輸入金額はほぼ前年並みの1916億円を維持する結果となった。
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