不漁続く県南でキロ単価平均700円台に
=岩手県秋サケ折り返し=
<2015.12.4日配信号>
久慈、普代など県北は盛り返す
震災の影響に伴い厳しい操業が続く盛期の岩手県の秋サケ漁は、12月に入り折り返しの時期を迎えたが、県北を除いて前半戦の不振をばん回できずに後半戦へと突入した。歳末繁忙期に加えて無い物高が重なり、浜値は顕著な不漁に終わった平成23、24年シーズンを大きく上回る高騰を続けており、11月末時点で定置物の平均キロ単価は604円と600円台に突入、不振が目立つ県南の釜石、大船渡では11月下旬でついに平均700円台にまで上昇、今後の漁模様次第だが、近年最高値の更新が確実な情勢となっている。
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