良品集荷に四苦八苦 厳しい歳末
【冬ギフト最前線】
<2015.11.27日配信号>
塩蔵サケ復権のチャンスも深刻な無い物高
歳末の冬ギフト・お歳暮商戦たけなわの時期に突入した。ここ数年、全般に比較的堅調が伝えられる歳末商戦だが、こと水産物に関しては例年にも増して厳しい情勢。北洋鮭鱒、毛ガニやタラバを筆頭に良品水産物の無い物高が深刻で、消費地筋は集荷と現物確保に四苦八苦の様相だ。
大手量販筋では今期もバラエティ豊かなカタログで塩蔵・熟成品を大きくPRしているが、贈答向けの王道・塩蔵秋サケにとどまらず、ロシア輸入産ベニやギフト向けとしては珍しい輸入養殖サーモンを一押しするスーパーも登場、趣向と工夫を凝らして何とか商戦成功をつかみ取ろうとの構えだ。
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